スタンフォード大学 自分を変える教室 1度に1つのことしかやらない

引き続き「スタンフォードの自分を変える教室」です。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

1つの章からは1つの戦略のみ実行するスタイル

目次の一覧です。

「自分を変える教室」へようこそ

ー意志力を磨けば、人生が変わる

第1章 やる力、やらない力、望む力

ー潜在能力を引き出す3つの力

第2章 意志力の本能

ーあなたの体はチーズケーキを拒むようにできている

第3章 疲れていると抵抗できない

ー自制心が筋肉に似ている理由

第4章 罪のライセンス

ーよいことをすると悪いことをしたくなる

第5章 脳が大きなウソをつく

ー 欲求を幸せと勘ちがいする理由

第6章 どうにでもなれ

ー 気分の落ち込みが挫折につながる

第7章 将来を売りとばす

ー 手軽な快楽の経済学

第8章 感染した

ー 意志力はうつる

第9章 この章は読まないで

ー 「やらない力」の限界

第10章 おわりに

ー 自分分自身をじっと見つめる

10週間の講座を受講するようなスタイルで構成され、全部で10 章あります。

各章では1つのポイントを取り上げ、どうやってあなたの目標の達成に役立てるかについて説明していきます。

本自体は集中して読めば週末の二日間で読み終えてしまうかもしれませんが、読むだけでなく実行する場合は適度なペースで行なうにします。

例えば、ダイエットをして体重を減らすとか、お金を貯金するとか、節約するとか、勉強するとか、具体的な数値目標を立ててる場合は期間を取ってじっくりやります。

すぐに結果を求めない。

これが一番重要です。

あせらずに時間をかけて実行し、時に結果をふり返ってフィードバックします。

PDCAサイクルを回して少しずつ改善するくらいでちょうどいいと思います。

一度に一つのことしかしない。

一度に複数のことはしない。

例えば、ダイエットをしながら節約とかダイエットをしながら禁煙をするとか、まず無理です。

人生のある部分で、何か変化を起こしたいときや目標を達成したいときは、いつでもこの本を読んでいます。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

何度失敗しても、何度チャレンジしてもOK。

たとえば、一度ダイエットに失敗しても、また次の月からダイエットに取り組んでもOKです。

最初の課題

本書を読み進めると「最初の課題」が出てきます。

まずは本書を読み進めるために自分が取り組みたい課題を1つ決めろと言っています。

著者のケリー・マクゴニガルは、その課題を載せているが、非常に面白いです。

以下の3つです。

1.「やる力」のチャレンジ

・これをすれば生活の質が向上することがわかっているもの

・もっとちゃんと取り組みたいもの

・あるいは先延ばしせずに実行したいと思っているもの

2.「やらないカ」のチャレンジ

・どうしてもやめられない習慣

 →例えば、健康を害したり、幸福や成功の邪魔になるもの

・やめたいもの、あるいは減らしたいもの

3.「望む力」のチャレンジ

・もっとエネルギーを注ぎたいと思っているもの

・最も重要で長期的な目標

・その目標を邪魔し、遠ざけけてしまうような目先の欲望

以上です。

自分の課題は?

現在の自分の人生の中から課題を洗い出してみました。

  • 一軒家に引越
  • 仕事の勉強
  • プログラミングの勉強
  • 副業
  • 体外受精の勉強
  • 出産の勉強
  • 子育ての勉強
  • 家族サービス

いろいろありますが、どうしても1つに絞らなければならない、でなければ先に進めないなら、「出産の勉強」を選択します。