ようやく出産しました

38週の6日目にようやく出産しました。

結果的に元気な赤ちゃんが産まれましたが、その過程は非常に難産で出産まで時間が掛かり(ほぼ13時間くらい)心配でした。

しかし最後に嫁が死ぬ気で踏ん張り、赤ちゃんが外に出てきた時は感動して泣いてしまいました。

38週の6日目の深夜(というよりほぼ早朝)に突如破水し、そのまま陣痛タクシーに乗車し病院に駆けつけました。

陣痛タクシーは「日本タクシー」を利用しました。

夜中に電話を掛けたら5分で自宅前に到着し非常に助かりました。

夜中だったので都内の道路はスカスカだったので、病院までスイスイと走ることができ、20分程度で病院に到着しました。

和痛分娩も考えていたが土日深夜なので自然分娩に

事前に嫁と相談し、無痛分娩(和痛分娩)も考えていましたが、土日深夜で麻酔師が不在なので自然分娩になりました。

そこは事前に医師より説明を受けていたので、しょうがないと諦めましたが、医師より筋肉注射の話を聞いた記憶があったので確認したところ、「筋肉注射なら大丈夫ですよ」という回答がありました。

出産まで13時間の格闘に

徐々に陣痛が始まり陣痛の間隔が一定になっていきました。

嫁は初めての経験なので陣痛が来るたびに恐怖心に満ちた表情をするので、私の緊張感もMAX状態になりました。

出産には相当なエネルギーを必要とするため、病院や助産婦さんは食事を勧めるのですが、嫁は陣痛に耐えられない状態になっているため水分しか摂れません。

心配した助産婦さんが麦茶に砂糖を入れてちょっとでもエネルギーを取るように工夫してくれました。

私も長時間の出産を最後までやり遂げるためにはエネルギーが必要だと思っていたので、パンを食べさせたり、エナジードリンクを飲ませたりしてエネルギー補給を手伝っていました。

ようやく子宮口が10cmに開き分娩室に移動する

助産婦さんが子宮口をチェックして子宮口が10cmに開いていることを確認しました。

「おめでとうございます!」助産婦さんが嫁に言葉を掛け、さっそく分娩室に移動することになりました。

しかしここからが想像以上に長かったです。

陣痛が来るたびに3回力む(りきむ)を繰り返していましたが、胎児の髪の毛は見えているのですが、どうしてもそこから先に進みません。

助産婦さんに聞いたら「陣痛は来るけど、他の人と比べると陣痛が短い。そのため長時間力むことができない。だからせっかく外に出てきているのに、また奥へ戻ろうとしている」と話していました。

最終的に会陰切開(えいんせっかい)となる

会陰切開(えいんせっかい)を英語で言うと episiotomy(エピシオトミー)です。

会陰切開とは、出産・分娩時に会陰裂傷を予防する目的に会陰部に切開を加える分娩介助方法の一つです。

局所麻酔を打ち、切開しました。

  • 局所麻酔 ← local anesthesia
  • 全身麻酔 ← general anesthesia 
  • 麻酔 ← anesthesia

※いつも「麻酔=anesthesia」が出てきません。英語の医学用語は難しいです。

後で医師に何針縫ったのか聞いたら「20針」と答えていました。

余談ですが、私も昔ガラスを踏んだ時に足の裏を「20針」縫ったことがありましたが、非常に痛かった記憶があります。

思い出したくない経験ですが、傷口が閉じて抜糸(ばっし)する時は、麻酔を使わなかったのですが、なぜか気持ち良かったです。

今まで体の中にあった不自然なものが消えていくわけですから体の感覚として気持ち良かった記憶があります。

最後は意地で出産

医師が到着し、会陰切開をし、助産婦が嫁の上にまたがり全力でお腹を押して胎児を外へ出そうとしています。

それでも NST(ノンストレステスト)の心拍数を確認すると、大体130前後で推移し胎児の状態は非常によく電気であることが分かりました。

胎児は元気で心拍数が安定していても、嫁の方が既に体力を消耗している様子です。

医師や助産婦さんが会話をしているの聞いていると「陣痛促進剤」などいろんなキーワードが飛び交っています。

医師や助産婦さんの会話を聞き続けていると何やら相談をしている様子です。

心配でいてもたってもいられず、助産婦さんに何を相談しているのか聞いたら「バキューム(吸引分娩)をする」と言っています。

しかし嫁はバキュームをすごく嫌がり、助産婦さんにバキュームはやらないようにお願いしています。

しかし状況が状況なので、助産婦さんはバキュームは問題ないことを嫁に伝えながら粛々とバキュームの準備をしていましたが、まさにその最中に「がんばれ!がんばれ!・・・・やった!やったー!出たー!」との叫び声が。

とうとう嫁が無事に赤ちゃんを出産しました。

3200gの赤ちゃんでよく泣いていました。

最初見た時は「こんなに小さいの?」と驚きましたが、そうは言っても体内から出てきたと考えると異常なほど大きく感じます。

嫁を労っている時に「なぜ最後の最後に本気を出したのか?」と聞いたら、嫁は「バキューム(吸引分娩)が嫌だったから、意識が朦朧としていたけど頑張って出産した」と言っていました。

その話を聞いて助産婦さんに「バキューム(吸引分娩)は胎児に何か影響があるんですか?」と聞いたところ「今のバキュームはそれほど吸引力が強くないので脳に影響はないし、実際に影響が出る胎児はいないと思います」と答えてくれました。

しかし嫁にとってはバキュームの副作用について怖がっていたので、何とかバキュームを回避するために死に物狂いで力んで出産したと話していました。