【出産】出産の準備

妊娠も40週に近づくといよいよ「出産」が見えてきます。

しかし、出産するためにどうすればいいのか?

いつ何をすればいいのか?

いつ病院に行けばいいのか?

どれくらい痛いのか?

出産を控えていろいろと考えました。

 

 

 

母体の変化

胎児が下がり骨盤に入るので、今までの胃や腸の圧迫感が消えてスッキリし、子宮が下がった感じになります。

動悸や息切れはなくなりますが、今度は下がった子宮が膀胱を圧迫するので尿が近くなり、おりものが増えてきます。

また、出産間近になると、膣や子宮頸管は柔らかくなりますが、子宮の収縮によりお腹が硬く張ったような感じになります。

 

 

胎児の成長

胎児は皮下脂肪も十分についてまるまるとしています。

目も閉じたり開いたりできるようになります。

更に骨盤内に移動して、最後の仕上げとして母体から病気に対する免疫をもらいます。

妊娠39週の終わりごろには体重が3キロくらいになっています。

 

 

 

出産(分娩)は三段階ある

  1. 陣痛が始まってから子宮の口が完全に開く段階
  2. 胎児(あかちゃん)が外に出る段階
  3. 胎盤(たいばん)が外に出る段階

 

 

出産を英語で言うと?

出産関連の英語を集めました。

出産 ← birth

give birth ← 出産する。

I will give birth next month. ← 私は来月出産します。

give birth to a boy ← 男の子を出産する

分娩 ← delivery

have a baby ← 赤ちゃんを出産する

maternity leave ← 出産休暇

Caesarean section ← 帝王切開

 

 

出産が近づいたサイン(兆候期)とは?

出産が近づくと赤ちゃんが骨盤内に降りて来て以下の順番で体に変化が表われます。

  1. 産徴(さんちょう、おしるし)
  2. 前駆陣痛(ぜんくじんつう)
  3. 破水(はすい)

 

 

産徴(さんちょう、おしるし)

おりものに少量の血が混ざり、ピンクや茶色になったものを「産徴(さんちょう、おしるし)」と言います。

「おしるし」は出産が近いことのサインです。

出産が近づくと子宮口が少しずつ開き始め、子宮口近くの卵膜が剥がれるため、粘液の混じった、少量の血が見られることがあります。

やや粘り気があり、量や色には個人差があります。

少量出血後、通常はこの後1~2日後に陣痛が始まります。

→陣痛前に産徴がある人もいれば、ないまま出産を迎える人もいます。

 

おしるしを英語で言うと

おしるし ← show

おしるしが出た ← I had a show.

show【名詞】 ← 産徴、おしるし

 

 

陣痛を英語で言うと?

陣痛 ← labor、labor pains、pains、pain of delivery、uterine contraction(医学用語)

birth pangs、contraction(医学用語)

 

 

前駆陣痛(ぜんくじんつう)

本陣痛が始まる前の不規則な子宮収縮を「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」と言います。

出産が近づくと、子宮が収縮し、お腹の張りを感じるようになります。

これは胎児の通り道である子宮頸管(けいかん)を柔らかくするための動きで、痛みや張りの症状を現れます。

不規則で痛みを伴わないこともありますが、時に規則的になったり、生理痛のような痛みを感じることもあります。

これを前駆陣痛(ぜんくじんつう)と言います。

出産の準備のため、子宮がやわらかく薄くなり、開きやすい状態になります。

 

「おしるし」や「前駆陣痛」があっても、本陣痛が始まるまでは焦らずに普段通りの生活で大丈夫です。

 

 

 

 

出産の始まり

「陣痛」の始まりが「出産」の始まりです。

10分以内の規則的な子宮収縮のことを「陣痛(じんつう)」と言います。

「前駆陣痛」とは異なり、陣痛の間隔が次第に短くなり、痛みの強さも増します。

陣痛が強くなるにしたがって、子宮口が少しずつ開き、赤ちゃんが産道を降りてきます。

 

初産婦の場合、陣痛を感じた時間をメモして陣痛の間隔を確認し、陣痛の間隔が8~10分毎になった時に病院に電話して指示を仰ぎます。

病院から入院するよう指示があったら入院グッズを持参して病院に向かいます。

 

経産婦の場合は、規則的なお腹の張りがあれば、あまり痛くなくても出産が進んでいくことがあります。

特に病院まで時間のかかる方や、前回出産が早かった方は、間隔が10分以上であっても規則的なお腹の張りがあれば、早めに病院に向かいます。

 

また「破水」した際も病院に電話をして指示を仰ぎます。

 

 

「破水(はすい)」とは?

赤ちゃんを包んでいる卵膜の一部が破れ、羊水が流れることを「破水」と言います。

タオルがぐっしょりするくらい大量の羊水が流出する産婦もいれば、じわじわと少量の羊水しか流出しない産婦もいます。

尿とは違うので自分の意志では止めることができません。

出産が始まってから破水することが多いですが出産が始まる前に破水することもあります。

破水した場合は羊水の量に関わらず病院に連絡をして予約ではなくすぐに受診を依頼します。

その理由は、破水があった場合、感染の可能性が出てくるからです。そのためすぐに病院に連絡を入れて受診します。

(まずはすぐに病院に向かってもいいと思います)

破水した場合は入浴をしないようにします。

破水かどうか不明な場合も念のために病院に連絡をして受診を依頼します。

 

 

流れ的には「お徴」→「陣痛」→「破水」

正しい順番はないかもしれませんが、割合的に以下の順番に発生することが多いようです。

  1. お徴
  2. 陣痛
  3. 破水(38週、39週)

陣痛が来る前に「破水」が来るときもあります。

  1. お徴
  2. 破水
  3. 陣痛

 

 

破水を英語で言うと?

破水 ← water braking

破水しました。 ← My wather broke.

 

 

尿は弱酸性、羊水は弱アルカリ性なのでBTB試験紙ですぐ分かる

  • 尿 ← 弱酸性
  • 羊水 ← 弱アルカリ性

市販のBTB試験紙を利用するとすぐ分かります。

 

 

 

 

 

病院に行くタイミングは?

すでに掛かりつけの病院で分娩の予約をしています。

ケースバイケースなので「このタイミング」というものが決まっているわけではないですが、陣痛の間隔が10分以内毎になり、病院側より入院の準備をして来るように言われたタイミングとなります。

逆に「もうそろそろだろう」と思って病院に行っても、まだ出産の時期ではないので一旦自宅に帰るように促されることもあります。

 

 

病院に何を持っていけばいいの?

  • パジャマ
  • ナプキン
  • 歯磨きセット
  • 洗顔・化粧水・乳液
  • シャンプー・トリートメント・ボディソープ
  • コップ
  • バスタオル・手拭タオル(多数)
  • スリッパ
  • ヘアブラシ
  • ヘアバンド
  • ティッシュボックス(数箱)
  • クッション、座布団
  • 産褥(さんじょく)ショーツ ← 産褥とは出産時に妊婦が利用する寝床です。
  • ビニール袋 10枚 ← 着替えやゴミなどを入れます。
  • 授乳用ブラジャー
  • ガーゼ・ハンカチ
  • 靴下
  • お金(小銭多数)
  • 時計
  • お菓子(チョコレート、飴など) ← リラックス用に。
  • スマホ(病院では淳伝できないことが多いので注意)
  • ポケットWifi(病院では充電できないことが多いので注意)
  • モバイルバッテリー(病院では充電できないことが多いので準備)
  • 本・小説
  • 健康保険証
  • 母子健康手帳
  • 診察券
  • 印鑑
  • 入院費
  • 退院後の着替え

 

 

指輪を外しておく、マニキュアを落としておく

妊娠後期になると足のむくみだけでなく、手の指もむくみます。

指輪をつけっぱなしにしていると、何か問題があり点滴をすることになった場合、指が血行障害を起こすことがあります。

緊急時には指輪を切断する必要があるので最初から外しておきましょう。

 

マニキュアも指先に酸素モニターのセンサーを着けた場合、センサーが血液中の酸素を正確に測定できない可能性があるので、あらかじめマニキュアを落としておきましょう。

 

 

すぐに病院に行くタイミング【胎動を感じない】

「出産が近づくと子宮口に頭がはまり、動けなくなるので胎動を感じにくくなる」と言われていますが、胎児は出産する直前まで動きます。

胎動が急に少なくなった場合は、胎児にとって危険な兆候があるかもしれないので、すぐに病院に行って受診します。

 

 

 

すぐに病院に行くタイミング【生理のような出血、お腹が硬い、痛みがある】

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)の可能性があります。

常位胎盤早期剥離は、出産する前に胎盤の一部がはがれてしまう状態で、緊急に処置が必要になります。

  • 生理のような出血
  • お腹がずっと硬い状態
  • お腹に刺すような痛みがある

このような場合はすぐに病院に行き受診します。

 

 

すぐに病院に行くタイミング【37週前の規則的なお腹の張り、出血、破水】

早産の可能性が考えられるので、すぐに病院に行き受診します。

 

 

 

 

病院に着いたら何をするの?

病院・産院に着いたら「NST(ノンストレステスト)」で胎児の状態を確認します。

※NST(ノンストレステスト)とは、産婦にも胎児にも負担が掛からない方法で胎児心拍モニターを付けて、子宮内の胎児の心拍数の様子から胎児の状態をチェックする装置です。

内診で子宮口の開き具合もチェックします。

尿検査、血圧、体温測定、問診などを実施します。

 

 

救急車は呼んでもいいの?

妊娠中と言ってもずっと病院で寝ているわけではなく普段の生活を送っています。

そのため日常生活の中で思わぬ事態に出くわすことがあります。

私も悩みましたが「悩むくらいなら救急車を呼ぶべき」だと思います。

結果的に問題がなくても次回から気を付けることで正しい対処ができるようになります。

例えば

  • お腹をぶつけた
  • 出血が多い
  • 痛みが強くて耐えられない
  • 破水が止まらない

などの症状が出た場合は、みんなに?気を使って耐えることで母子共に命の危険があります。

 

例えば「お腹をぶつけた」と言ってもかなり主観的なのでどんなレベルかは分かりませんが、お腹をぶつけるレベルによっては

  • 胎盤が剥がれる
  • 子宮破裂
  • 胎児母体間輸血症候群
  • 切迫早産
  • 骨盤骨折
  • 胎児への外傷

などの可能性があるので、痛みがある、出血がある、胎動が少なくなる等の異変があればすぐに病院に行きましょう。

 

 

 

 

出産の進み方

出産の表現です。

  • 出産(しゅっさん)
  • お産(おさん)
  • 分娩(ぶんべん)

出産とは陣痛(痛みを伴う規則的な子宮の収縮)が始まってから胎盤(たいばん)が娩出(べんしゅつ)されるまでのことを言います。

胎児(たいじ、あかちゃん)が子宮内から出た後に胎盤が娩出されます。

娩出(べんしゅつ)とは、胎児が生み出されることを言います。

こうして調べていくと、言葉の意味が重複している部分がありますが、厳密に定義されていないということでしょうか。

 

通常では陣痛が10分毎になった時から「分娩開始」と呼んでいます。

この段階を「準備期」を呼びます。

 

出産には以下の3段階があります。

  1. 準備期
  2. 進行期
  3. 移行期
  4. 娩出期(べんしゅつき)

 

 

妊娠後期になるとほとんどの妊婦が不規則な子宮収縮を感じるようになります。

ことを分娩にいたる陣痛(実際に胎児を出産する陣痛)と区別して「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」と呼んでいます。

前駆陣痛は痛みを伴わないこともあり、陣痛が続く時間も感覚も不規則です。(規則的ではありません)

普通は自然に収まりますが、子宮収縮が収まらない時や子宮収縮が強くなる場合はすぐに病院に連絡します。

 

陣痛が始まると、胎児は子宮口に向かって圧迫され、子宮口が開き始めます。

子宮口が3~5cm程度開くまでは比較的ゆっくりですが、それ以降は急速です。

子宮口が3~5cm程度開いている段階は、痛みが増している状態ですが、まだまだ会話が出来るくらいの余裕があります。

その後徐々に子宮口が開くにつれて痛みが強くなっていきます。

「進行期」は初産婦で7時間ほどと言われます。

陣痛の間隔が短くなるため体力を消耗し会話もなくなります。

 

子宮口が完全に開いた状態になることを子宮口の全開大と言います。

子宮口の全開時は10cmになります。

内診でサイズをチェックしながら子宮口の開き具合を確認します。

 

胎児を娩出しようとする陣痛に、母体のいきみが加わると、胎児が母体から娩出されます。

その後、胎盤が娩出されます。

 

 

分娩所要時間

出産に係る時間ですが、初産婦と経産婦では時間が2倍くらい開きます。

  • 初産婦 ← 出産経験なし ← 12~16時間
  • 経産婦 ← 出産経験あり ← 5~8時間

 

 

タクシーの準備

東京都内だと以下の2社がすぐに来てくれるので便利だと思います。

 

日本交通株式会社

陣痛タクシー

https://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/jintsu.html

 

KMタクシー

マタニティ・タクシー(陣痛タクシー)

https://www.km-taxi.tokyo/service/maternity.php