CentOS 7 の概要

システムの基盤としてCentOSを採用している企業が多い

 

CentOSはRed Hat Enterprise Linuxの完全互換を目指したOSとして知られている。

(他にも科学技術計算サーバで利用されるScientific LinuxやRocks Cluster Distributionなどがあるが触ったことはない)

 

レッドハットはRHELに含まれているソフトウェアのソースコードをオープンソースライセンスに基づき無償公開している。

つまり、ソースコードを公開している。

 

CentOSは、このソースコードをもとに、レッドハットの商標や商用パッケージ等を除去したものをリビルドしている。

 

2016年現在、レッドハットはCentOSプロジェクトを支援している。

実際は、CentOSプロジェクトのメンバーをレッドハットの社員として雇用しサポートしている。

主なターゲットは、企業のサーバ用であり、レッドハットのサポートが不要な企業向けとしている。

※つまりRHELとCentOSの違いは、サポートがあるかないかである。

たとえば、セキュリティホールが見つかった場合、有償でサポートしているRHELの方がパッチのリリースが早い。(対応が早い)

 

 

 

保守サポートがないことで、ひたすら悩み続けることもある

CentOSは無料である。

この公式サイトからだれでもOSを入手できる。

https://www.centos.org/

形式はISOファイルだから、そのままDVDに焼いてインストールが可能。

 

ただ、保守サポートがない。

だから遊びで古いパソコンにインストールしたりするのはいいが、企業で数百万円だしてサーバーを購入しCentOSをインストールするが、うまく動かない、変なエラーが出るなどといった場合、自力で解決しなければいけない。

 

しかもハードウェアとの兼ね合いとか、未知のバグとかで、予想もつかないところで引っかかったりするので、費用対効果を考えたらお金を払ってRHELの保守サポートを受けた方がよっぽど安かったということもある。

 

 

役割に応じてRHELとCentOSを使い分けることもある

 

たとえば、開発用のサーバとかテスト用のサーバとか、検証用のサーバとか一時的に使うサーバならCentOSでもいいと思う。

あとは、Webサーバとか。

Webサーバならたいていは複数台で構築して冗長化するし、重要なデータを持ってないので、不具合が起きても最悪再インストールすればいいので、CentOSでも問題はない。

 

しかし、名前とかクレジットカード番号などの顧客情報が入っているDBサーバは重要なので保守サポートのあるRHELをインストールする場合が多い。

このようにCentOSとRHELを使い分けることもある。

 

あるいは、もっと細かく

 

・Webサーバとかテスト用

 →CentOS

 

・アプリケーションサーバ

 →RHEL

 

・DBサーバ

 →UNIX(macOS、AIX、HP-UX、Solarisなど)

 

という構成にすることもある。

 

 

 

 

CentOS 7 は 64 bit のみ

CentOS 6 までは 32bit か 64bit か選択できたが、CentOS 7 からは 64bit のみの提供となった。

特に x86_64アーキテクチャのみサポートしている。

 

 

論理CPU数

 

CentOS 7 では、論理CPU数が 160 までサポートされることになった。

 

メモリ容量

 

メモリ要領は、12TB までサポートされる。

※理論上は 64TB までサポートされる。

 

 

 

 

 

ファイルシステム

CentOS 7 では、新しくファイルシステム XFS がサポートされるようになった。

(ext3、ext4もサポートされている。)

 

ファイルシステムサイズ

ext3 最大ファイルシステムサイズ 16TB

ext4 最大ファイルシステムサイズ 50TB

XFS 最大ファイルシステムサイズ 500TB

 

XFS が標準のファイルシステムとなっている。

スワップを除くすべてのパーティションを XFS で構成することができる。

 

 

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